2019年3月17日日曜日

元号も変わるし今後の抱負でも

目を閉じて開けたら2019年も3月の半ばに来ていた。
時間経過がバグっているとしかおもえない。
みなさん虎走かけるです。

いやー新年早々というほどではないけれど、
病は突然にふってわくものですね。
でもって「違和感レベルだけど大事をとって病院に行こう!」って優良患者ムーブしたところで、結局重症化して別の病院のお世話になったりもするものですね。
なんだったんだ最初の手術なんのための手術だったんだ。
炎症起こしてるから局所麻酔のききが悪くて術後膝が笑うくらい痛かっただけに「なんのためだったんだ……」という疑問がぬぐい切れぬ。
恨み言を言い出せばきりはない。
歯医者の時と言いどうも医者の引きがよろしくない。

ともかく「最初に病院に行こうかな」と思ったときのレベルまで病状は落ち着いてきました。
平熱35.5度の私が38度まで上がって震えた夜はもう来ない。
来ないでほしいもう二度と。
おかげさまで仕事の進捗にどえらい遅れがでたので、どうにか取り戻さなければならない。

「無理すれば詰め込めるかな……」と思ったお仕事を、
大事をとってお断り申し上げておいてよかった。
引き受けておいて結局できないみたいなことになるところだった。
フリーランスはキャパシティーの6割から8割程度の仕事を引き受けるべきとはよくいったものです。
年を取ればとるほどに無理はきかなくなるのです。

いよいよ専業作家二年目に突入したわけですけども、
はたしてこのままどれくらい作家として生きていられるのやら……。
まあ五年前もそんな風に思っていたので、この先五年もそんな感じで生きていけるのかもしれませんが……。

今でさえ。
今でさえ「あ、私は今の時流に乗れないんだ」と感じる瞬間があります。
最初からあきらめずに挑戦してみればいいんですけど、
「それがどうしようもなく好き」で「そうするのが当然」と思っている人たちの作るものに、果たして私が「流行だから」と乗っかって、その流行にきちんと乗れるのかどうか。
まあやってみなけりゃわからんのですけどね。
そもそも私異世界転生も異世界転移もゲームも超好きだし、「うひょーいいなー私もこういうの書きたいなー」って思ったりもするわけですが、もちもちと企画をこねてみると「違うこれじゃない」というものになる。
こねているうちに「私の好きなもの」というより「受けをねらったもの」というか「きをてらいすぎたもの」になってしまっている気がして、コーヒーすすりながら「あーあむいてねーな作家業」と不貞腐れる感じになる。

そんなのが五年後、若者に向けたコンテンツを本当に作ってゆけるのかどうなのか。
児童書も書きたいずっと思っている。
ホラー書きたいってずっと言ってる。
あれもかきたいこれもかきたい。
書きたいものはたくさんある。

例えば企画が通らなくなって作品を公開するのが難しくなったとして、まあそれでも私は書く事だけはやめないだろうなと思うので、ウェブで公開したりどこかの賞に応募したりすることになるのかもしれません。
ゲームのシナリオをやらせてもらったりしてなんとか生活していけるのかも。
高齢バイトで食いつなぐことになるのかも。

抱負というより、ほの暗い未来展望という感じになってきましたね。
「今年の」という短いスパンで考える抱負なら、とりあえず「SFを出す」かなと思ってます。
もちろん黎明期の三巻もね!
あれ? そうすると年三冊出すことになるのか……?
4カ月スパン。
ゼロの書を連載していた時と同じスパン……。
ゼロの書の時はなんか死ぬほど時間に追われていた記憶があるんだけど、
専業になったからでしょうか?
「今年あと二冊しか出さないなんてサボりすぎだなぁ」という気分がしてくる。

抱負っていうより野望になりますけど「もう一回アニメ化する」とかですかね。
一ミリも制作にかかわらずに視聴者と一緒に放送日を待つんだ。
キャストの発表すらホームページで知るんだ。
そんな原作者に私はなりたい。
野望でも「一千万部売れる作品を書く」とか言えないのがつらいとこ。

それでは次は黎明期あたりのあとがきでお会いしましょう。
夏コミのほうが先かもしれんがなぁ!!