2018年12月24日月曜日

冬コミも出るし宣伝(?)でも

 小説同人誌って基本10冊売れたら大成功だよね。
 
 どうもみなさん、愚かにもコミケ初参加で200部刷った虎走です。
 言うてさすがに商業作家ですので、10冊は売れてくれると思っている。
 知人に配るので20冊はなくなるんじゃないかと思っている。
 のこり180冊の明日はどっちだ。
 焼き芋かな? 
 この焼き芋涙の味がするよママ。
 悪あがきするなら、コミティアやら夏コミに持っていくという可能性もありますが……。

 売れる売れないは別として、久々にえらく自由に書いたのでとても楽しかったです。
 実は印刷所に入稿するのもこれが初めて。
 みんなが「締め切りが」とか「印刷所が待ってる」とか言っている理由が初めて理解できました。
 事前に入稿日の予約するんですね。

 新刊というか初同人誌の『異類奸淫譚』が予定より10Pほど少なくなってしまいましたが、優良進攻の早割りで入れられたので、ついつい調子にのって追加の折本を作ってしまうなどしましたが、はたして私の運命はどうなってしまうのか。
  大きめのキャリーバッグを現地に持って行って、売れ残った分はコロコロ引きずってかえってくる予定です。
 で、出す本の内容ですけども。

●異類奸淫譚
人外×少女をテーマにしたエッチな短編集です。
狼男・リザードマン・ロボの三本立て。
ロボのやつは夏に出した『テイスティロボット』の加筆修正版です。
えっちな部分を加筆したというより、設定部分を追加した感じに。
女の子が無理矢理ひどいめにあわされる話は一本もないです。
エロ本というよりフェチ本という感じになっている。
ちなみに人外エロを書いている人の多くが「生殖器の構造どこまで人間によせようかな」という葛藤にさらされることになるのは、別に誰も知らなくていい。
いろんな生物の交尾について調べてみると「ペニスが生え変わる……だと……?」とかいろいろ衝撃的な発見もあるので、興味のある方は調べてみるといいと思う。
500円

●君の世界にエルフは要るか
ゆるふわっとファンタジーについて語っとります。
ファンタジーってとっても柔らかいものなんだけど、
どうも固く考えてしまう人がおおい印象があるので、
いちどゆるりとしてみませんかと言うお話。
500円

こんな感じになっております。
・『異類奸淫譚』買ったひとには、
たもりただぢ先生に描いてもらった『テイスティロボット』の特典イラストペーパーがつきます。
・先着希望者には、セルフサイン会で配った『魔法使い黎明期』の特典掌編プレゼント。
・本にサインしてほしい人は、私が今してたら受け付けますぞ
・鳥下ビニール先生の本委託で置いてありますので合わせてよろしくお願いしたい

こんな感じになっております。
というわけで
冬コミ1日目 12月29日 西館1 ね16b サークル「虎走転倒」

よーろしーくねー。





2018年11月19日月曜日

熊本で凱旋セルフサイン会でも

どうもみなさん。
作家が勝手にレンタルスペースを借りて無限にサインをする会切り込み隊長の虎走です。
で。
東京生まれ東京育ち熊本在住の虎走ですので、熊本でもサイン会やるって話は前々からしてたわけなんですけどもね。

というわけで、やります。
熊本凱旋サイン会。
TSUTAYAで!!!!

蔦屋さんがわかりやすくまとめてくれてるんで画像ドーン。

セルフサイン会行脚の後ろの方にちょろっと「場所貸してくれる書店さんありませんかねぇ」って書いておいたんですけど、いやまさか本当にご連絡をいただけるとは、一介の作家風情が予想できるはずもなく。
さすがに編集部と営業に確認回しましたけど、例のごとく「どうぞどうぞ」という感じになったので、やります! 大手書店TSUTAYAでセルフサイン会!! もう何がセルフなんだか私もよくわかんなくなってきましたわ!! はは!!
で、画像にも書いてあるんですけど、ちょっと今回だけ勝手が違いまして。
 
サイン会開催店舗で『魔法使い黎明期』を買ってレシート持ってくる。
※11月19日追記「日向夏の作品のいずれか(マジでなんでもいいってさ)」の購入レシートでもいいです。

っていう条件が付きます。
すまん!!! 
私にショバ代をかんぱすると思って、
すでに他店で買っちゃっててもTSUTAYA三年坂店で黎明期を買ってくれ!!!

Q ほかの書店でかった本はどうすんの?
A 持ってきてくれればそれにもサインします
  あと『魔法使い黎明期』の場合は電子書籍買ってなくても電子用の特典あげます
  そもそも「多重買いしちゃった人のための特典」なんで……。

でもなぁ……。
書店でサイン会するのに、十人も集まらなかったらさすがにはずかしいなぁ……。
書店サイン会で、誰もいない間マリカして遊んでるわけにもいかないし……。
せや! 知り合いの作家呼んでトークしたろ!
でもなぁ。九州在住でお互いの本を読んだことがあってそこそこ気安い関係でなおかつ編集部の締め付けが厳しくなさそうな作家なんて……。

いるな。
一人いるな。

虎走「ちーっす。猟友会のものでーす。うりさんサイン会でトークしようぜ」
日向夏先生「会社休み取った」
虎走「まじかよ話が早いな」
TSUTAYAさん「日向先生はサインしないんですか」
虎走「うりさん書店でサインできる? 編集部大丈夫?」
日向夏先生「許可取った」
虎走「この界隈にはクレイジーなやつしかいねぇのか」

と言うわけで!!
コミカライズも大人気で有名な!!
『薬屋のひとりごと』でおなじみの!!
日向夏先生が!!
きます!!!

書影ドーン。

最早これは
虎走かける&日向夏Wサイン会兼トークショー💛

編集部も作風もぶっちゃけ性格も全然違う二人です。
大丈夫かこのトークショー。
ちょっと喋ってみてお互いに「あかん」って思ったらたぶん即座にサイン会に切り替える。

ちゅーわけで、参加資格は『魔法使い黎明期』か「日向夏の作品なんでも」の購入レシートになります。
ちなみに虎走かける的『薬屋のひとりごと』オススメポイントは、
主人公マオマオの両親のエモーショナルでストイックでプラトニックなエピソードですね。
私めったに本を読んで泣かないんですけどこれはマジで「ヴぁーーー」ってなりました。
二巻か三巻だったかな?
オススメ!

というわけで12月2日に日向先生と熊本でまってるぜ!
実はもう一人声かけてみたんだけど「その日はプロデューサー業務が」っていう理由で断られました。
なんか12月2日に光の森あたりであるらしいね?ライブがね?
みんなそっちに行っちゃってお客さんが少ないとかないといいけどな~。
30人くらいは来てほしい……。

というわけでお知らせでした~~。




2018年10月2日火曜日

編集部の許可でちゃったし詳細でも


やあみんな。
「作家が勝手にレンタルスペース借りてサインする会」の虎走かけるだよ。
略してセルフサイン会の虎走かけるだよ。
ついでに『魔法使い黎明期』の著者でもある虎走かけるだよ。

えー。編集に確認とりました。

虎走「地方でもやってくれという声があるのでやっていいですか?(ダメって言ってほしいな)」
編集部「いいですよ(即答)」
虎走「そうですかありがとうございます(血涙)」

というわけで実現します全国サイン会行脚!!
もう私を止める者は私しかいない!!

「サイン会行脚」というくらいなので、二週間くらいの旅程で各地でサイン会開いて回ります。ぶらり途中サインの旅。体力が持つか今から冷や汗がとまらねーぜ!
ちなみに今回、私は「三人くればいいほう」だとマジで思ってます。
初回は物珍しさもあったでしょうし、秋葉原でしたし、そりゃ百人を超えるお客さんが集まってくださいましたがね?
地方でイラストレーターさんもいなくて特にくじ引きとかもしない、「ただ虎走かけるがレンタルスペースにいるだけ」という今回のサイン会。
来るような酔狂は一万人に一人でしょうよ!!

というわけで、初回の福島の会場だけおさえたので告知します。

●場所
コラッセ福島
http://www.corasse.com/access
3階
302B会議室
※仮予約段階なので、何か手続きでミスると会場が変わることも。
個人がやってるイベントなので! そういう手違いは! なにとぞご容赦を!
虎走のツイッターとかこのブログを張り込んでてくれよな!

●日時
10月13日(土)
14:00~16:00

●参加資格
『魔法使い黎明期』を持ってくること

●おまけは?
くじ引きがないので、サイン会行脚限定掌編を来場者全員に配ろうかなと思ってます。
電子版も買ってきてくれた人は、アピールすると電子版特典ももらえます。
ちなみに「誰も来ない」と思ってるので100ずつくらいしかもっていきません。
後半のサイン会に来てくれた皆さんに土下座する未来があったなら、
すいませんでした掌編を後日ネットにアップします。
まあそんな事態にはならんだろうがな!!
重いのやだからこれ以上もっていかない!!

●差し入れにつきまして
いただけるのはとても嬉しい!
嬉しいんですが、二週間に及ぶ旅程で荷物が増えると身動きが取れなくなるので、
どうぞお気遣いなく、本だけもっておいでいただければと思います。
なおファンレターはこの限りではない!!
ファンレターはどんなにかさばってもうれしいものじゃからな!


●その他やる予定のサイン会
(どうにか広島まではスペースを確保した。宿はまだやってない)

★名古屋

●日時
10月15日(月)
17:00~19:00
16:30開場
ビルの人に怒られちゃうから事前に並ばないでね!!

●会場
「ストーリー会議室」
https://www.spacee.jp/listings/7893
 名古屋市西区名駅2-34-17 セントラル名古屋 412号室(たぶん4階) 
マンションの一室だそうです

名古屋駅東口より徒歩5分
ルーセントタワーの道路を挟んだ向かい側。
ドトールコーヒーショップの隣。

●入室方法ちょっと特殊です 
午後6時以降は、エントランスの扉に鍵がかかるそうです。
なので、エントランス左の通用口のタッチパネルにて「2758E」と入力して下さい
▼夜間タッチパネル操作方法
https://youtu.be/LnGVkRdkPDM


★大阪

●日時
10月16日(火)
17:00~19:00
16:30開場
ビルの人に怒られちゃうから事前に並ばないでね!!

●会場
「カラフル会議室(サリュ会議室)」
https://www.instabase.jp/space/1596244218
〒532-0011 大阪府大阪市淀川区西中島6丁
チサンマンション第7新大阪 1102号室(多分……11階……違ったらごめん)

ドアに「“salut”(サリュ)」と書いてあるらしい。 私の方でもわかりやすいように工作してみます。


★四国

●日時
10月18日
17:00~19:30
16:30開場
怒られちゃうから事前に並ばないでね!!

●会場
「ザ サークル」
http://thecircle.link/

〒760-0050 
香川県高松市亀井町11-10 
3rdFloor

レンタルキッチンなのでキッチンがある。
来た人にはティーパックの紅茶でもふるまいながらゲームしましょうかね!


★岡山

●日時
10月19日
17:00~19:00
16:30開場
マジでほんとに怒られちゃうから事前に並ばないでね!!
●会場
コワーキングスペース シンクチャンプレンタルルーム
なんか、オシャレなコワーキングスペース内にある個室みたいです。
ポスターなり案内なりださせてもらえるようにお願いしてみます。
なんか、室内全部ホワイトボードでらくがきしほうだいらしいよ?

★島根

●日時
10月22日
14:00~20:00
13:30開場
開場の関係でめちゃめちゃ長い時間借りることになってしまった……
絶対事前にならばんでくれよ頼むよ!!

●会場
松江テルサ 4F 特別会議室
http://www.sanbg.com/terrsa/index.html

〒690-0003
島根県松江市朝日町478-18(JR松江駅前)



★広島

●日時
10月23日
17:00~19:00
開場16:30
並んじゃだめだからね!!!

●会場
アドバン貸し会議
http://www.hiroshima-kaigishitsu.com/access
広島県広島市中区中町7-41 広島三栄ビル6階

★博多(新幹線)

●日時
10月24日
16:00~19:30
15:30開場
私のスケジュールの関係で前後割と余裕あります
重ね重ね並ばぬように!!

●会場
芝生のユニークな会議室♪ - 【SHIBAFU会議室】

https://www.instabase.jp/space/7158158269

福岡県福岡市博多区博多駅前3丁目10−2 
ウーブル博多というマンションだそうです。 
部屋番号は608号室。つまり六階ってことだと思う。


・熊本(11月にやる……もうだめだ疲れ果てた……許してくれ……手配の段階で疲れ果てた……)

2018年9月20日木曜日

東京でサイン会成功したからオーバーランでも

どうも皆さんこんにちは。
『作家がレンタルスペースを借りて無限にサインをする会』の虎走です。

9月8日に秋葉原でセルフサイン会をしたわけですが、
当初から「地方でもやってくれよ」というお声をいただいておりまして。

「何人来るかもわからんサイン会のために旅費とホテル代とレンタルスペース代だしてセルフサイン会開けるほどおだいじんじゃありませんわよ!」

という気持ちを込めて
「東京で成功したらやるかも??」
とか言ってたわけなんですが……。

東京で本当に成功してしまったので、
「東京ですら人が集まらなかったんで地方じゃ無理ですよ~」
という言い訳が断たなくなりました。
どうしてくれるんだ君たち。

どうもこうもないですね。
まあ仕方ない。
せめて自分の地元熊本でくらいはやろうかな~
縮小版をな~
それで「地方でもやったよ!」って言い訳がたつかな~

と思っていたら、遠慮を知らぬフォロワー諸兄より
「おう虎の。お前さんうちの地元には挨拶によらんのかい」
という強力な圧がかかり、地元だけでは済まされぬ状況に追い込まれたわけなんですが。

虎走「いわさきさ~ん。福島でサイン会しようよ」
いわさき「いいよ!!」
虎走「そのまま全国サイン行脚しようぜ!」
いわさき「それは無理」

ちくしょーーーーーー!!!

というわけでやります!

サイン会全国行脚!!!!

私一人で!!!


詳細はまだ決まってませんけど
まだ編集部に企画とおしてないけど
NGでたらできないけど
まあとりあえず、

●10月13日に福島からスタート。

福島のサイン会のみいわさきさん出現

というのは決まってます。
場所はまたなんかいい感じのレンタルスぺース借ります。

●そこから熊本に向かってぶらり途中下車の旅。
平日にやることになるから、
学校や会社が終わってる夕方六時から九時までの三時間くらいかなと。
一週間新幹線乗り放題券を日本人にも売ってくれと思う。
とりあえず
・福島(サイン会スタート)
・名古屋(新幹線で)
・大阪(新幹線で)
・四国(神戸からフェリーで高松かなぁ)
・岡山(新幹線で)
・……………しま……ね……?(新幹線ルートからはずれるからできるだけ行きたくない顔)
・広島(岡山から新幹線か、島根から高速バスか)
・博多(新幹線)
・熊本(博多から高速バスで)

………………。
無理じゃない?
ねえちょっと無理じゃない?
鬼畜旅程過ぎない?
気がくるってるでしょ?
どっかで体調崩したらどうすんの?
一泊7000円として二週間かけたとすると、
あなたその時点で10万弱よ?
さらに交通費とレンタルスペース代考えると、
たぶん25万くらいいくよ?
やめよう。
あきらめよう。
福島と大阪と熊本だけでいいじゃない。
それだけで十分じゃない。

できないよ。やり遂げられないよ。
どうすんの事故ったり足止めしたりで予定通り会場につかなかったら。
その辺の喫茶店でサインするの!?
セルフサイン会をセルフ中止にしたい気持ちでいっぱいだよ!!

いいか諸君!!
私は!!!
イタリアに行こうと思えば空港で火災が発生し!!!
(国際線で入れないから国内線に乗り継げと言われトリノを経由した)
ドイツから帰国しようとすれば「弾丸持ってるだろ」とセキュリティーに止められる!!
(しずまさんへのお土産にかった金属製の弾丸型ボールペンであることを必死に説明した)
典型的なトラブルメーカーだ!!

でもやるって言っちゃったから!!!
引っ込みがつかないんだよぉ!!!(慟哭)

やれるところまでやりますけれど、
例のごとく作家が独力でやるサイン会なので、
途中で急病とか事故とかで中止になったり変更になったりしても、
「また今度くるから!」という言葉を信じて見送ってやってほしい。

聞こえてくる。
微妙に聞こえてくるんですよ同業者の声が。
「君そのセルフサイン会にかけたお金と、かける予定のお金だけど、
“印税全部宣伝に突っ込む”という企画をぶちたてた先達と
なんら変わらない感じになってるけど……?」
というやや引き気味の声が。

うるせーーー!!
そんなん私が一番わかってらーーー!!
でも最終的に北海道にもいきたーーーーい!!

この作家を哀れとおぼめしませば、
サイン会に足を運んでいただければと思います。
編集部ーーー!!!
今回ばかりはNGだって言ってくれーーーー!!!

2018年9月12日水曜日

サイン会も終わったしもろもろの明細でも


ババーン。

やあ諸君。
「作家が勝手にレンタルスペース借りて無限にサインする会」主催の虎走かけるだよ。
『ゼロから始める魔法の書』の続編であり、
新シリーズでもあるところの『魔法使い黎明期』の発売を記念して、
まあ今年は電撃のサイン会にも呼ばれてないしいっちょもんだるか、
とばかりに始めたこの無謀企画。

講談社ラノベ文庫およびイラストレーターのいわさきたかしさんによる、
いささかのクレイジーさをはらんだ広い心によって実現したわけですが、
企画段階ですと「十人来たら成功」という見積もりでした。

百人以上きました。


うそでしょ??
おもてたんと違う!!!
「熱心な読者さんが開始前に何人か並んでくれるかもな~」と思ってました。

二時間半列が途切れませんでした。


助けて!!
ちょ! 助けて! まって! 隣のビルに迷惑かかっちゃうから!
そこ、そこの大畑さん!
そう!! 『ゼロから始める魔法の書』で古着屋の店主役で出演してくださったベテラン声優の! 大畑さん! わざわざ会場前にご挨拶に来ていただいて申し訳ないんですけどちょっと! ちょっと列整理を!!

えーご来場いただきましたみなさんはお気づきになりましたでしょうか。
エレベーターでみなさんを五階まで案内してくださっていたあの人です。
足を向けて寝られない。
大畑さんがいなかったら完全に詰んでた。

そもそも今回のセルフサイン会。
・虎走&いわさき
・受付スタッフ
・くじ引きスタッフ
という四人で回す予定で進んでました。
「くじ引きスタッフは最悪いなくてもいいんじゃない?」くらいの勢い。

っていうか私はお客さんはほとんどこないと思っていたので、
ニンテンドースイッチを持参してセルフサイン会に臨んでおりました。
「一人しかこなかったら後世に名を遺す笑い話ですわ」とか笑っておりました。

見通しおお甘だったよ!


人がこなかったら笑い話で済みましたけど、
人がたくさんきて迷惑かけて失敗とか完全に悪名が轟くレベルですよ!

すみません!
自分がこんなに人気者だとは! 
思いもよらず!!(ドヤ顔)

まあふざけている場合じゃないんですよ。
奇跡的に回ったからよかったものの、一つでもピースがかけたら炎上間違いなしの第惨事のゴミクズイベントになるところだったんですよ。
いや反省。
猛省。
大反省。
反省終わり。

とにかく大成功でございました!!
これもひとえに皆様のおかげです!!

現地で私がうっかり口を滑らせた危険は名無しのもろもろは、みんな心にとめおいたまま外には漏らさないでおいてくれたまえ。
さてせっかくなので、今回のサイン会のもろもろの内訳を。
もし「いっちょ自分もセルフサイン会やっちゃろか」という方は参考にしていただければ。

●イラストレーターさんを巻き込む(難易度高)
えー。まあ普通引き受けてくれません。
だってどんなトラブルに巻き込まれるかわからないし。
サイン会っていうたら顔出しイベントですし。
ところで『魔法使い黎明期』のイラストレーターさんは、
いわさきたかし先生です。
『ゼロから始める魔法の書』のころから親交があり、
お互いラインも交換してたので、思い立ったが吉日で連絡しました。

虎走「いわさきさーん。編集部がいいって言ったらサイン会しようよ」
いわさきさん「いいよ!」

詳細も聞かずに即答するそのいきやよし!
ちなみにいわさきさんは交通費もホテル代も自費です。
どうかしてるぜ!
私なら断る!
判定成功! 第二段階へ!

●編集部に許可を取る(最大難易度)
何度も書いてると思いますけど、
普通作家が「自分でサイン会開いていい?」って言っても、
編集部は許可出しません。
だってどんなトラブルが起こるかわからないし。
講談社ラノベ文庫もだめっていうだろうな。
でもダメもとで訊いてみようかな。
担当編集「いいよ!」
クレイジーかよ。
判定成功! 第三段階へ!

●会場をおさえる(難易度低)
この編は地下アイドルさんたちも握手会開いたりしてますし、
レンタルスペースを見つけて確認とって予約入れればなんとでもなるというかんじ。
今回は「アキバでそこそこ駅から近いところがいいな~」ということで、

パティア秋葉原さん

にお願いしました。
万世の近く! 人ごみからもやや離れてて、
列ができてしまった今回は結果的に最良のポイントだったと言える。
判定成功! 第四段階へ!

●スタッフを集める(難易度中)
日ごろから友達いないアピールをしている虎走ですが、
今回ばかりは人脈を総動員してどうにか手伝ってくれる人々を集められました。
虎走「飯おごるからてつだってくれーーたのむーーー!!」
友人×2「いいよ!」
まったく恵まれたことである。
判定成功! 第五段階へ!

●イベント感を出す(難易度中)
「せっかくわざわざサイン会に来てくれるのに、サインだけで帰られてしまうのもなんだかしのびない。せや! くじびきで景品だそ!」
というわけで、『ゼロの書』シリーズやってた頃に集まった様々なグッズやら海外版やらをくじ引きとして放出することにしました。
その点数およそ80点ほど。
「一応、過去の書店特典も持ってくか」と追加で50くらい持ってった。
総重量25キロ
熊本から運んで行ったので腕がばっきばきになりました。


でもほら、デラックスでしょう!?

ついでだからいわさきさんに特賞の色紙かいてもらおっと!
虎走「いわさきさーん色紙かいてよ」
いわさき「いいよ!」
本当に大丈夫かこの人のサービス精神。
悪い作家にだまされやしないか。
悪い作家って誰だ。私か。

「さすがにいわさきさんだけに労力を割かせるのはもうしわけねぇ。私も二枚ばかり掌編ひきかえチケットを入れておこう」

さすがにこれだけ景品を用意すればなくなることはあるまい!
きたれ読者諸君! がはは!!

全部なくなりました!!


帰りの荷物が軽い軽い!!
ありがたやーーー!!
あと電子書籍もかってくださったみなさんのために、おまけ掌編も書きました。
やすい紙のペライチみたいにする予定だったんですが、
古宮先生が「いい紙にしたまえよ」と言ってきたので1000円の予定が5000円に。
ちっ痛い出費だぜ。

あとポスターを二枚ほど刷りました。
一枚は使いまわせる布ポスター。
一枚は書店特典をまとめた紙ポスター。
布ポスター運んでくるのたいへんだったぜ。でかくてな!
つぎ! 第六段階へ!

●告知する(難易度低)
準備段階から「百人とかお客さんがきたら詰む」とわかっていたので、
ツイッターとブログだけでだらっと告知をかけとりました。
しかし意外とラノベニュースさんなどに取り上げていただいたりして、
労せずして結構な人々に告知が回っていったらしく、
なんと百人超えのお客様方が。
ありがたやーやりがたや。

そしてきたる9月8日、無事結構とあいなりました。
いやあ人生で一番短時間で大量にサインをこなした一日でした。
翌日腕があがらなかった。
そして「サイン筋・ハンコ筋」というものがあることを知った。
腰も痛かった。
喋りすぎてのども痛かった。

●予算のはなし
ざっくりとですが、十五万円くらいという感じだと思います。
◆東京までの交通費&宿代
4万くらい
◆会場レンタル
5時間で5万円弱(今回はレンタルキッチン&土日&微妙な時間だったのでお値段高めです)
◆ポスター印刷費
布A1 4700円と
紙A0 6000円で
合計一万円くらい
◆おまけ特典印刷費
5000円
◆くじびき景品
全部出版社からもらったサンプルなのでプライスレス
◆スタッフ
友達にたのんだのでプライスレス
◆打ち上げ費用
ちょっといいとこいったんで4万円

今回結構欲張ったのでこのお値段になりましたが、
「地元で 著者だけで 景品出さずに サインだけする」
という条件にすれば、レンタルスぺ―ス代だけで事足ります。
列ができそうならスタッフを四人くらい雇った方がいいと思う。
こうして計算してみると結構かかってるね!?
とはいえ、やるだけの価値はあったと思いました。
たくさんの読者のかたと触れ合えた。

とは言えまあ、結論としてはですね。


次は編集部主導のサイン会がいいな!!!!


労働力プライスレス。
死ぬほど大変でした。
「東京で成功したら地方でも」とか言いましたが、
やるとしたら虎走が身一つでレンタルスペース借りて、
来場者特典のペーパーを配ってサインする感じの縮小版になると思います。
くじ引きは! たぶん! 二度とやらない!! すげー大変!!

来たくださった読者のみなさん、
スタッフのみなさん、
急遽助けてくれた大畑さん、
遊びに来てくれた作家さんやイラストレーターのみなさん、
古いなじみのみなさん、
様子をみにきてくれた編集さん、
お付き合いのあるゲーム会社の恩方、
とにかく来てくださったすべての人に!

本当に本当にありがとうございました!!
私は本当に幸せな作家です!!

追記!
「スペースかしてやってもいいよ」って書店さんおりましたら、
私のメアドか編集部に連絡いただければ、身一つでよければとんでまいりますんで!
なにとぞ!!




2018年8月4日土曜日

表紙もできたしサイン会の詳細でも

あれよあれよという間に八月に突入し、気が付けば表紙が完成し、着実に新シリーズが発売に向かって動き始める平成最後の夏。
みなさんいかがお過ごしでしょうか。
虎走かけるです。

そんなわけで、サイン会の詳細が決まりました。
セルフサイン会の詳細が決まりました。
作家がイラストレーター巻き込んで勝手に開くサイン会なので詳細を私が勝手に決めました。

●開催日
9月8日(土曜日)
13:00~15:00まで受け付け

●開催場所
秋葉原
patia秋葉原1st店
https://www.patia.tokyo/akiba1st


●アクセス
JR秋葉原駅 電気街口から徒歩五分
万世橋を渡の向こう側

●参加方法
『魔法使い黎明期~劣等生と杖の魔女~』を書店で購入してからいらしてください。
どこの書店で買っても大丈夫です。
一応上限五冊で……。
書店さんが「これ店舗で売るから宛名なしサインして」というのも大丈夫ですが、その場合一応名刺確認させてください。

会場の入り口にわかりやすいように張り紙張っておきます。
受付にスタッフとして友達の漫画家石坂ケンタ先生を配置しておく(予定)ので、
石坂ケンタ先生のファンは握手をしてもらおう!

●おまけ
当日くじ引きを持っていきます。
会場にいらした方はくじ引きを引いて、
豪華かもしれない商品をゲットしよう!
今のところ、私の私物のゼロの書グッズをもっていく予定です。
海外版とか。
あんまりものがないので、先着順なくなりしだい終了です!

※追記 くじびき特賞用にいわさきさんに生色紙描いてもらいました!



●さらにおまけ
「電子書籍も買ったよ」と購入画面を見せてくれると、
書きおろしのおまけ掌編ペーパーをプレゼント(╹◡╹ )

今のところこんな感じです。
みんなの力であらゆる書店さんから『魔法使い黎明期』の在庫を消し去ってくれよな(╹◡╹ )
また何か決まったら追記していきますぞ~。



2018年7月27日金曜日

新シリーズも動きだすしセルフでサイン会でも

7月某日。
虎走かけるは考えた。







虎走「……やりたい気持ちがあるなら、やればよくない?」
虎走「いわさきさ~ん。編集部がいいっていったら一緒にセルフサイン会しようよ」
いわさきさん「いいよ!」

いいんだ。

やったぜ。

とはいえ、いくら作家が何かをしたいといっても、編集部が否と言えば実現しないのが世の仁義。
編集部にだっていろいろ宣伝の計画とかありますからね。
というわけでさっそくメールだ!

虎走「編集部氏~いわさきさんとセルフサイン会やってもいい~?」
編集部「いいよ!」

いいんだ。

講談社ラノベ文庫自由だな。
えー。
というわけで。

やります、セルフサイン会。

ついつい往年のテキストサイトみたいなフォントいじりをしてしまう。
いやわかります。
このブログを目にした多くの方が思うでしょう。
誰も来なかったらどうすんの、それ? って。

知らんのか?

後世に語り継がれるネタになる……。

とはいえまあ、それはそれでおいしいんじゃあなかろうか。
飲み会で「聞いてくださいよセルフでサイン会開いたら一人も来なくてガッハッハ」みたいな。
それをきっかけに「私も実はこんな失敗がありまして」みたいな愉快な話が聞けたら、レンタルスペースで「誰も来ないね」って待ちぼうけする数時間なんてペイできたようなもんですよ。

いつ?どこで?参加資格は?
人がこのブログを読んでいて、サイン会に興味があって、
もろもろご質問があること前提の天を穿つナルシストムーブで語りますが、

・新刊発売後だから九月の土日のどっか
・最初の一発目は秋葉原。ここで成功したらまた続きを考える。
・あくまで「魔法使い黎明期」の販促的なところがあるので、
黎明期を買ってきてくれた方が対象です。
・電子書籍勢のみなさんにも、「サイン本を買う」という気持ちで紙の本を買ってきてもらいたい……。
・そのうえでキンドルやスマホ画面で電子書籍の購入画面みせてもらえたら、何かおまけ出そうかなと思ってます。

まだ企画段階なのでもろもろ詰めてゆきたいですね~。
ちょっとした同人イベントみたいなものだと思って、
気軽に参加していただけたら嬉しい。
多分当日、虎走はお客さんがいらっしゃらない間はスイッチとかやって遊んでます。

もろもろ決まったら続報出しますぞ~。